薬物による治療

不眠や気分の落ち込みなどの症状の改善に繋がることがある

うつ病の治療の中でもメインとなる薬物療法は、一定の副作用のリスクがありますが、不眠や気分の落ち込みなどの生活に支障を及ぼす症状の改善に繋がることがあります。うつ病をはじめとした現代人に多い精神疾患を主に扱っているクリニックの中には、第一選択として患者に対して薬物療法を提案するところが少なくなく、患者の症状や生活の過ごし方などに合った治療が行われています。 薬物療法の治療効果には個人差がありますが、体質に合う薬剤を継続して服用することで、元通りの生活を送れたり、社会復帰ができたりすることもあります。薬物療法に用いる抗うつ剤の種類は、医師と相談して決めることもできるため、診察の度に丁寧に症状の経過を伝えることが大事です。

症状が軽い人は通院で治療を進めることができる

うつ病の症状がそれほど重くない人は、必ずしも入院の必要はなく、医師から処方された薬を服用しながら通院で治療を進めることが可能です。精神科や心療内科などのクリニックの中には、薬物療法の効果を高めるために、一か月に数回程度のカウンセリングを取り入れたり、運動や食事による療法を併用したりするところも少なくありません。そのため、薬物療法だけでは十分な改善効果が期待できない人は、医師にアドバイスを受けて、生活に負担が掛からない程度で色々な療法を試してみるのも良いでしょう。 なお、初めて抗うつ剤をはじめとした薬物を服用する際は、アレルギーなどのトラブルを防ぐため、持病の有無や日々の体調について医師や薬剤師に話しておく必要があります。